① 基調講演:「沿線のむかし・いまそしてみらいについて」-ノンフィクション作家 小松 成美 氏
相鉄線沿線にお住まいで、「鉄道小説大賞」の総合監修・審査委員や「相鉄沿線名店プロジェクト」のアンバサダーなどを務め、相鉄グループとの関わりも深い小松氏より、相鉄線が開通した頃からの懐かしい駅舎や車両の写真などを交え、自らが生活してきたご経験から、沿線の歴史をご紹介いただきました。結びには、「ダイバーシティ」や「心のバリアフリー」など、今後のコミュニティ活性化やまちづくりへのヒントをいただきました。
② 「相鉄いずみ野線沿線 環境未来都市」について-横浜市建築局住宅再生課
横浜市建築局より、2013年より始まった当プロジェクトの取組紹介と今後についてお話しいたしました。
③ 沿線の未来を考えるリレートーク
沿線で活動を行っている地域、大学、企業のみなさまに取組のご紹介と、地域への想いをお話しいただきました。
「地域IoTの取組」-株式会社NTTドコモ サービスイノベーション部 担当課長 堀口 賞一 氏
二俣川や緑園都市で行った、住むことで生活や暮らしをサポートしてくれる家を目指す「IoTスマートホーム」と、南万騎が原駅周辺で実施している、スマートミラー等を活用して地域コミュニティ活性化を目指す取組「IoTスマートライフ」についてご紹介いただきました。
「みなまきラボの取組」-株式会社オンデザインパートナーズ 代表取締役 | 西田 司 氏 |
伊藤 彩良 氏 |
公民学連携のまちづくり拠点である「みなまきラボ」の運営事務局であるオンデザインパートナーズからは、みなまきラボで行っている地元農家さんと連携した野菜の直売所、ママさんがこどもと遊べる場づくり、まちづくり交流会、広場を活用したイベントなどのご紹介をいただきました。
「緑園都市での取組」-フェリス女学院大学 | 国際交流学部 非常勤講師 | 大塚 宏 氏 |
文学部英語英米文学科2年 | 阿部 菜月 氏 | |
街カフェ実行委員会 | 副代表 | 岡部 容子 氏 |
キャンパスのある緑園都市のまちづくりに関わっていただいているフェリス女学院大学の大塚講師からは、ご自身の担当する授業のご紹介、そこから生まれた地域の方と学生の繋がりをお話しいただきました。阿部さんからは、企画から関わっていただいた「緑園街マルシェ」でのご経験、岡部さんからは計5回続いた緑園街マルシェの前身である「街カフェ」についてお話しいただきました。
「万騎が原中央商店街での取組」 | |
-横浜国立大学 都市イノベーション学府 建築都市文化専攻 都市計画研究室 | 小川 明穂 氏 |
沿線の様々なまちづくりの実践的な取組に関わっていただいている横浜国立大学の小川さんからは、万騎が原中央商店街で行った、二俣川駅とこども自然公園、商店街をつなぐ活性化の取組についてお話しいただきました。
それぞれの発表後には、小松さんも交えて、発表の中では話しきれなかった想いを共有しました。
「ヨコハマやさいレシピコンテストの取組」 | |
-株式会社 堀尾タモツ事務所 代表取締役 | 堀尾 保 氏 |
農を中心とした取組を行っている堀尾さんからは、沿線の農家さんのご紹介や、沿線の野菜を使ったアイデア料理を募集する「ヨコハマやさいレシピコンテスト」を企画するに至った経緯、コンテストについてお話しいただきました。
第3回ヨコハマやさいレシピコンテスト表彰式
今回のテーマは「野菜を使った秋の一品大募集」。事務局の審査と地域のみなさまによるご投票の結果、10作品が入賞、上位5作品について表彰式を行いました。
ロビーでは各取組のパネル展示やフェリス女学院大学とヴィ・ド・フランスのコラボパンの販売、 NTTドコモによるスマートミラーの展示を行いました。
横浜市・相鉄グループは、「相鉄いずみ野線沿線 環境未来都市」の取組として、沿線地域の魅力発信による地域活性化・地域への愛着心向上・次代の担い手育成を継続して取り組んでまいります。